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ニューカッスル・ユナイテッド NEWCASTLE UNITED  HOWAY THE LADS!!

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トリアーデに思うこと

■トリアーデに思うこと

悪代官の時代から、何が変わったといって、ボードの若返り方がハンパじゃないですねー。ホリエモン、係長、ワイズ、ヒメネスと全員40代前半。元選手のワイズを除けば、その若さですでにビジネスでの成功を手にしてる人たちで、彼らにとってのフットボールは良くいえば「夢のチャレンジ」、悪くいえば「退屈しのぎのゲーム」なのかもしれないんですよねー。

ウチのボードというのは、別に悪代官に限ったことではなく、昔々から評判悪いんです(自爆)。だからクラブの規模のワリにタイトルも獲ってないというのが真相だと思うんですよ。なんでそうなるかというと、要するにトップがエゴイストばっかだったということに尽きるんですが、それでも、ごくたまに成功できたのは、トップのエゴが「地元へのこだわり」に向けられた時があったからではないかと思います。

50年代のFAカップを3度制した時代のトップはスタン・シーモア。これがまた物凄いエゴ親父で、監督も会長もディレクターも全部自分がやっちゃってた超ワンマン親父なんですが、有能だったのと地元出身者だったことがうまく機能したおかげ。ジャッキー・ミルバーンを中心にすえたチームを作ったのも、シーモアが地元産だったことが大きいと思うのです。

こつめちゃんの第1期監督時代。これ自体、当時のオーナー、サー・ジョン・ホールがひとりで決めちゃったことでしたが、これもフツーのオーナーならやらないと思うんですよ。こつめちゃんは監督経験なかったし、名将になるというタイプでもないと思いますし。簡単にいってしまえば「チーム全員がジョーディになるのが夢」と本気で言ってた地元産、サー・ジョンが自分の趣味で呼んだ監督。でも、ウチだとそれがいい方向に向きやすいんでしょうねえ。日記でもご紹介しましたが、レドナップが「キーガンがイングランドとマンCで成功できなかったのは、そのふたつにニューカッスルのような情熱をもてなかったから」とゆってたのは正しいと思います。逆を言えば、ウチでは地元産というだけで、おかしなケミカルな情熱が湧いてしまうのも事実。あの当時、生き神様を買うというのは限られたビッグクラブにしかできなかったことですが、それをやっちゃったのもサー・ジョンの「夢」のおかげ。サー・ジョンも悪代官も功罪両方たっぷりありますが、個人的に許せるのは「ジョーディの、ジョーディによる、ジョーディのためのクラブ」というポリシーを持ち続けたことですねー。

しかし、トリアーデにはジョーディがひとりもいません。ホリエモンはじゃんけん後出し隊サポ、ヒメネスは熱烈チェルシーサポといわれてます。その彼らに、何かケミカルな変化を起こすことはできるだろうか?という疑問はあります。ウチはつねに地元愛と情熱でケミカル変化を起こすことで勝ってきたチームですから。そして、この法則もまた地元の人間でないとわからないと思います。

そして一方で、こつめちゃん率いる現場スタッフは地元産と元ウチの子というジョーディ集団がメインです。個人的に心配しているのは、非ジョーディのボードとジョーディの現場との間に溝ができてしまわないかということ。ワイズ入閣に関して、何も知らされていなかったことをこつめちゃんは認めてますし、すでに温度差は始まってますからねえ(鬱)

まあ、来季以降にならないと、はっきりした答は出せませんが、ボードが「リアル・サカつく」感覚でいたら困るなーとは思っております。せめて、ウチがすごく特殊なチームなんだということだけはわかってもらいたいんですが(激自爆)



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